最後。

ABCお笑い新人グランプリ レポファイナル。

ラフメーカー(怖い話) 印象薄

Dr.ハインリッヒ (悲しい事、勇ましい) 言語感覚のセンスがよかったが会場が暖まるまでに時間がかかった。後1分30秒ほど時間があれば大爆笑にたどり着けたのでは。女性の双子なんですがそれを押さなかったのも好印象。

ニュース速報 (小学生の頃) 中田カウス師匠の弟子だそうで。オーソドックスな漫才でした。

ベリー・ベリー (UFOキャッチャー ガンシューティング) ウケもそんなにだったしガンシューティングの所の繰り返しもそんなに…どこが評価されたのかイマイチわかりませんでした。オーソドックス枠にはビタミンSが入ったしなぁ。合格者の中で一番の謎。

ひこーき雲 (歯医者)印象薄。

天然もろこし(マラソン) 2003年の本戦出場がラッキーパンチでなかったのを証明。っつうかそんな事出来ると思わんだよ正直。大金星。マラソンで一緒に走ってる人が色々な行動を…シュールのやり口が違うんですよねここのコンビ。女性だし。東京だと「西村ステッキ」ってコンビに近い。

ビタミンS (物忘れ)ダイアンなどの「オーソドックス枠」を勝ち取った兄妹コンビ。若手なのにお兄さんの立ち振る舞いが凄く達者。そして風格。

ピーマンズスタンダード (刑事) 覚えてない。

鯉女房 (マリー様) 家庭教師と教え子(自分をマリーアントワネットと思ってる痛い娘)のやりとり。baseでも爆笑を取っていた「盆と正月がいっぺんに来た」は爆笑取ってました。けどまだコントにコンビの色がついてない。まだ1年目なのでこれからこれから。

はる・みら (食堂) 制服着てましたが女子高生なんでしょうか?とりあえず技術から何から全部不足してました。M−1の1回戦ならまだしもこんな所に出たらいけません。

いがわゆり蚊 (パート)本戦でもこのネタで行くと思うので割愛します。設定とか知らないで見てもらいたいので。僕のこの日のMVPです。

マラドーナ (校歌) 色々な校歌でボケるネタ。M−1の3回戦は通れたがこちらでは通じず。歌ネタはボケが軽くなりがちです。

ヒカリゴケ (女になりたい) 女性になりたいと言う流れからもしも男女コンビだったら。相方が変わる系のネタはドラえもん並に飽きてるのでよほど斬新でないと。

キッチン (ハンバーガー屋) イマイチ

グレイシー一族 (豊胸ダンス) 名前を紹介されて女子が1名で出てきて甲高い声となにもかもがムチャクチャ(笑) そして豊胸ダンスのクオリティの低さと来たら。個人的には面白かったんですが合格はしないです。

てっぺん (人を助けたい)印象薄

ネゴシックス (陶芸教室) 出来上がった茶碗が取っ手がいっぱいだったり…と色んな作品が出てくる。他のネタより手がかかってるわりに笑いには繋がってなかったです。本戦に残ると思わなかったなぁ。

中山功太 (ねずみ講) ねずみ講の説明会。普段なら笑いが起こる所でもおこらない。7時間くらいたってたので客も疲れてた? DJよりもニュアンスで笑わせるネタで難易度高いんですがそれを超えれなかった。

ラバープリンス (彼女と別れたくない)トリ。そして覚えてない。

本戦出場10組は
とろサーモン ベリー・ベリー 天然もろこし ビタミンS ネゴシックス

にのうらご 日刊ナンセンス 田中上阪 スーパーZ いがわゆり蚊

です。最後にかわら長介さんがコメントしてました。今日は会場が重かった。それはお客さんでなく芸人の責任。男性よりも今日は女性の方が「何がやりたいか」と言うのがあったと思う。

との事。まぁ確かに 天然もろこしにしてもいがわゆり蚊にしても目新しくて笑いが取れていた。けどそんなに言わんでも。後ろに立ってる予選突破の賞状持った男性芸人の皆さん勝者と思えないほど下向いてましたよ。しかし関西はM−1の3回戦もそうでしたが知名度での判断がまだ根強いです。

M−1とR−1の2回戦を年度は違いますが全部見に行きました。笑いの取り方が昔と違い本当に色々な方法があり有象無象。一昔前までは「ダウンタウン」を意識してるなーと言う芸人を舞台でもテレビでも見かけましたが最近ではそういう事ってほとんどありません。

しかし関西はいつまで選ぶ側がダウンタウンにとらわれ続けるんでしょうか。

今年の関西の3回戦しかり。去年の漫才アワードの倉本さんしかり。

これでは演者がいくら変わっても先細らされてしまうような気がします。まぁこの手の審査に関しては去年のR−1 2回戦の東京の審査をみて最早諦めの境地なんですけどね。

とにかく本戦に残った10組には成人式の日に笑わせてもらおうと言う事で。