爆笑オンエアバトル

爆笑オンエアバトルの審査員してた回が放送されたので感想を。

スタッフのミスにより軽量辞退になったハマカーン。まさかのコントでの挑戦でしたがオンバトでは有利とされるTOP出番で正直やや滑り。計量は300〜320くらいだったと推測。ミスがなかったところで350〜370ぐらいだったと思う。非常に悪運が強い。

普段コントのこんらんチョップは逆に漫才で挑戦も振るわず。
帽子の人が最後まで帽子かぶったままでハゲネタ使わなかったんですがこれはまださすがに「あえて」使わない時期には来てないと思う。ぐるナイとか出てるんだからここは押す所だったと。

そして名前がコールされて驚いた「極悪連合」まさか東京にオンバトの審査員しに行って極悪連合を見る事になるとは(笑)
結果はまぁそもそもオンバトの審査員はまさに嫌いな感じだろうなぁと思ってたがその通りの結果に。100キロ代ではないくらいの笑いは起こってたんです(つっても300届くかくらいですが)

まずネタ順番8番もよくなかった。そしてもうひとつよくなかった要素が極悪連合にはあった。

オンエアバトルの審査員は会場に入る前にまず別室に集められ構成作家の先生から審査するにあたっての注意事項や玉を入れる判断の仕方や最近のお笑い事情などのお話を聞く時間があります。

この日は裸で出てくりゃ誰だって面白い ネタではなく罰ゲームなどを行い反射的な一言で笑いを取るような芸人は長続きしない ネタ時間がどんどん短くなってきていてネタが大切にされていない

というここ何年か変わらない理念を話されてました。先生が「打倒!」と言った後に僕らが「エンタの神様!」と言うという何か宗教じみた掛け合いもやりました(笑)

何回か審査員をしていますが必ずキャラもの芸人やエンタ系の流れを危惧するお話がはいるのです。



まぁそんなこんなでスタジオに入ってアナウンサーの人が「極悪連合!」と呼びこんだ時に僕はまず不安になりました。


「今日の作家さんの話にモロに極悪連合があてまはる…」
いや実際は違うんですよ。極悪連合は見た目こそあぁですがいわゆる「ショートスタイル」ではなく漫才をしますし(テーマは「悪」に固定されがちですがそれを逆手に取ったネタもある)

ただ登場からふんぞり返っていきなり客席に降りる 仮面をかぶってる人がいる などオンエアバトルに「審査」に来てるんだ! って人はおそらくネタのよしあしうんぬんでなく拒絶反応したと思います。

いやまぁ正直そういうのを差し引いてもオンエアには届かなかったと思うんですが減らなくていい玉がいくつか減ったんじゃないか…と。
と言っても作家さんの話が悪い話ってわけでもないですし(むしろ正しい)


ハマカーンの時のミスを極悪さんにぜひいじってほしかったのだがミスの発表が全組のネタ終了後だったのでそれもなく残念(オフエア組はそのミス発覚後喋る機会がなかった)

〜後日談〜
チケ売り中のウルフさんにオンバトの審査員で極悪連合見ました って話をしたら「ハマカーンのネタ中に暗転させたんキバやぞ!」というボケを個人的にしてくれました(笑)悪りぃ〜