はりけ〜んず前田単独オタクライブ 登風〜いっぺん萌えてみる？inう
と言うわけで行って来ました梅田花月…おおっ。列が男ばかり！９割くらい男性なんですけど！ と言ってもおそらくゲストの「松岡由貴さん目当ての方が多いのでしょう。僕みたいに前田さん目当ての人は何人いるのだろう。
〜前説 諸注意〜
東京の登風には何回か出演している出雲阿国がメイド服で登場。「ご主人様は（前田さんは）１６年東京に住んでいるので関西弁に自信がないのでネイティブの皆さんは細かく突っ込まない事」「基本漫才師なのでコントになれてないのでセリフをメチャクチャ噛むと思うが気にしないこと」などこのライブならではの注意を。
ネタ 「オタ税調査」
家にやって来た「オタク国税調査員」が客席を相手にアンケート。ハローケイスケ風。「週１０本以上アニメを見る」「金田朋子ボイスは宝物だが朝一はキツイ」「ハロープロジェクトよりきらめきプロジェクトだ」などそっち方面の質問。
ネタ 「悩み相談」
バスローブを来た加藤鷹夫（前田）が阿国を従えて悩み相談。「高校１年の妹に恋をしたんですけど…」と言う悩みがまんま「恋風」そのままだったり。
ゲストクイズ
東京の登風ではおなじみの声優さんにＶＴＲでクイズを出題してもらうコーナー。
出題は「國府田マリ子」「井ノ上奈々」「千葉紗子」「川上とも子」
何故か川上とも子さんの時「置鮎龍太郎」が見切れる（笑）竹内順子
ネタ シャアの恋
前田さんがガンダムの「シャア」のコスプレで登場。 乗り物酔いしてシャア専用酔い止めを「赤」ひげ薬局で購入など赤にまつわるネタ多し。
その後やはり赤つながりでエヴァンゲリオンのアスカにラブレターを書く。
登場するなり会場のほぼ全員が名前を一斉に叫ぶ。声優のコンサートみたい。「尊敬する声優は？」「はりけ〜んず前田をどう思う？」などテーマに沿ってトーク。
ネタ 登萌えーズ
野球のユニフォームで登場。明日の試合のオーダーを考える監督。１番から９番までその打順に適した声優を選んでいく。
１番 新谷良子 ２番 富永み〜な ３番 沢城みゆき ４番 真田アサミ ５番 氷上恭子 ６番 清水愛 ７番 平野綾 ８番 緒方恵美 ９番 パクロミ ７番は「若さで大抜擢」 ８番は「抜群の安定感」 だそうです（笑）
ゲストトーク 「天津 向 バッファロー吾郎」
まずは天津向。前田さんは「吉本で始めてこういう話の出来る後輩」と喜んでおられた。飲みに行ってはオタ話をする。
トークテーマは「妹にしたいキャラ」
向さんの１位「レベッカ宮本」ここ最近で一番ハマったアニメから天才少女が１位に。
前田さんの１位「苺ましまろ」に出てくる小学生の女の子４人全員。
向さんから「全員はずるい！」と言われるも前田さん「俺は先輩やしオタク暦も１０年ほど長い。俺は一夫多キャラ制だ！」と押し通す（笑）
バッファロー吾郎 テーマは「結婚したいキャラ」
３人とも結婚してると言う事で答えが気になる。竹若さんは「僕の結婚はスムーズに行き過ぎた」と言う事でちょっと試練と言うか叶いがたい相手を選んだとの事…そして発表。
竹若さんの１位「人造人間１８号」ドラゴンボールのクリリンと結ばれたキャラですな。「まず人間じゃないんですよ！」と竹若さん言ってましたがいやぁ〜それはオタク界からすればいたって普通です（笑）
木村さんは２人で悩んだとの事。次点は「美味しんぼの栗田さん」 渋いチョイスに前田さん笑い崩れる。
木村さんの１位「リンミンメイ」マクロスに出てきたアイドルキャラ。木村さん曰く「とにかくアイドルと結婚したいんですよ」生々しいです（笑）
前田さんの１位「桜庭葵」「藍より青し」のメインヒロイン。３歩下がってついてくるやまとなでしこです。しかしバッファローのお二人「樋口可南子」にそっくり！とか言いたい放題。こんな客層でもオタク知識を混ぜつつ自分たちの空気で笑いを取るのがさすがでした。押してたせいか芸人ゲストのトークコーナー短めでした。
ネタ「萌田登」
選挙立候補者の演説ネタ。間違った秋葉原ブームや電車男などをオタ視点で切りまくる。
エンディング 前田さんの好きな「デジキャラット」と言うアニメの中のユニット「D.U.P.」の曲を熱唱でシメ。前田さんがしきりに「いっぺん飛んでみる？」とあおっていたが曲が始まると詳しい客は立ち上がり曲にあわせて飛んだりはねたり。登コールも。大盛り上がりのうちにライブ終了。
いやぁ〜圧巻の２時間３０分。１５００円安すぎですマジで！
レポはあっさりしてますが。全てのネタに凄い数のオタクネタが凝縮されてるんです。さすがに全部拾えないし書き切れません。
まず客が９割男性。これが正しいオタクお笑いライブの姿です。例えゲストの声優さん目当てでもこのライブを見た人は「はりけ〜んず前田」さんの事を「認めた」ことでしょう。どの角度から来られてもオタ知識で答えれる前田さんは素敵です。
ネタも「一般人でも雰囲気などでそれなりに笑えオタクは腹を抱えて大爆笑できる」ガッチリとしたネタ。横綱相撲でした。今回は東京でやってるライブのベスト版なので新ネタを作る苦労はないとは言え完璧でした。コンビの時は「中川家」や「矢野・兵動」みたいに年配向けの時事ネタなどを取り入れた渋いネタをするコンビなのにこういうことも出来るのがまた凄い。
１０年以上オタク芸人やってるのは伊達じゃない。とにかく満足なライブでございました。
