今宮戎マンザイ新人コンクール

6年ぶりくらいに見に行きました。キャベツ確認中見たさにw

1、あわよくば (東京吉本)片方がドイツ人のハーフ。けどそれほどハーフ顔でもない。ウリにしていくには厳しいかも。ネタはハーフの人が所属する「ハーフ協会」。会合の内容など。

2、ぱぱとかんた (フリー)父親と4歳の息子のコンビ。仮装大賞なんかの子供枠ですな。よくネタを覚えた!ってくらいで。 日本語の勉強 マネをする など。

3、韋駄天(スパンキープロダクションケーエープロの芸人がゴソっと移動してるプロダクションから韋駄天が本戦に。写真にハマってるといいつつ携帯で撮ってる相方に写真の厳しさを説いていく。
テンションをあげた所で客がサーッと引いて行った。

4、ツインゴリラ(大阪吉本)ガタイのいい人と小デブのコンビ。ツッコミの人がかなり昭和な感じ。
車に轢かれそうになった子どもを助ける天丼ネタ。

5、たいよう(大阪吉本)潔癖症押し。高須さんの反論が説得力に欠けるものが多く客を納得させれてなかったので笑いにならず。ジムに通うネタ。

6、命果てるまで(松竹芸能松原タニシ小森園洋志のユニット。
そしてこの日一番悪い意味で活躍。 そもそも開演前からやたら周りで「命果てるまでを応援して下さい」とか「命果てるまでって言うコンビが超面白いんです!」など不自然なくらいコンビ名を聞いていた。

そして出番。会場の2〜3か所からありえないくらいの爆笑が。周りの普通の客も明らかにドン引きどころか完全に不快感をあらわにしてる。それでも続く爆笑。オチで笑うならともかくフリとかでも爆笑。

挙句に司会と話している時には応援団が司会者に話しかける始末。

応援団の中で誰か止める人はいなかったんだろうか? そしてあれが本気でタメになるとでも思ったんでしょうか? とにかく「最低」でした。

7、キャベツ確認中(東京吉本)辻本清美のモノマネでおなじみのしまぞうと北斗の拳のザコキャラに扮する(作者公認らしい)キャプテン☆ザコのコンビ。
普段は破天荒なネタなんですがさすがに7年もこのコンテストに出てるのでスーツのしまぞうさんがザコを「こんな格好してますけど実はいい子なんですよ」と紹介していくネタ。
ネタに「ザコには12歳の娘がいる」というのがあったが本当なんだろうか。

8、まえだとはやみ(松竹芸能)男女コンビ。ローテンション漫才。男が疑問に思った事を女が答える。
何もかもが未完成。凄い空気になる。

9、楽笑(大阪吉本)沖縄出身のコンビ。沖縄弁でナンパ。

10、武者武者(大阪吉本)元銀行員と元電気屋のコンビ。ハンバーグを作るネタ。

11、南波エリーヌ(東京吉本)ボイスパーカッションが上手い。モノマネも得意でそれを織り込んだ漫才。
ウケていたのだが特に関西の賞レースはモノマネには厳しいのでこれではキツイ。オードリー若林のマネすげぇ似てたw

12、王(デリートエンターテイメント)5人組。早口言葉。1人がツッコミで4人がボケる。このスタイルはもう超新塾がいるしなぁ。

13、猫デココ(東京吉本)喋るUFOキャッチャー。普通に面白かったんですが賞に引っ掛かるにはもう一つ何か足りないんでしょうか。

14、キンチャク(大阪吉本)CMオーディションで必死な奴。このシチュエーションはものすごく多いので目新しい発想がないと辛いです。

15、タナからイケダ(大阪吉本)プロポーズ。見た事あるネタでした。baseではよくウケてたスーパーの名前が出てくるくだりがそんなにウケてなかった。ダジャレみたいなもんだし客層にもマッチしてそうなんだが。スーパーの名前を出すのを強引に持って行きすぎたのかも。

16、テンテン(東海吉本)名古屋から参戦。設定で漫才をやろうとするが拒否される。
ここもガッチリとテンションをあげた所で客がどん引きしてた。

17、雷アカデミー(?)料金未納で水道を止められた。ネタか本気かよくわからなかったが途中で「ウケない」などの自虐ネタに走ったり。

以上でコンテストは終了。
ゲスト漫才3組。

歩 マグナム おかけんた・ゆうた

結果
福娘大賞
タナからイケダ

新人漫才奨励賞
ぱぱとかんた

敢闘賞
タナからイケダ

大賞
あわよくば

あわよくばは意外でしたねー。ウケから行けばタナからイケダだと思いました。そこが敢闘賞を取って無くなった時点でどこが優勝するか全くわからなかったです。